ORIGINAL SONG
種人の歌
Words & Music:アバウト佐々木
🎧 オリジナルソング
農を感じて動く。種人から種人へ。
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『種人の歌』
Oh! 農!
ひとつぶの種に 未来が眠る 小さな希望を そっと植えよう 誰かを待つより まずはこの手で 明日の景色を 育ててゆこう
泣いてもいいさ 迷ってもいい 大地はいつでも 受け止めてくれる
育てるを育てよう 心に種をまこう 種人 種人 農を感じて 動こう! Oh! 農!
笑顔は笑顔を 呼んでゆく 希望は希望を 育ててゆく 種人からまた 種人が生まれ 畑はやがて 未来になる
飢える時代を 植える時代へ 争うよりも 分け合おう ひとりじゃないさ 今日からみんな 仲間だから
育てるを育てよう 心に種をまこう 種人 種人 農を感じて 動こう! 見上げる空に 北極星 みんなで育てる 共創農園
うえるかむぷりーず。 おーーーーー! 農!!
Presented by Smabon Publishing®︎
最新のお知らせ
共創農園機構の動きをお伝えします。
見上げる共創農園
農を感じて動く。
この本は、共創農園を説明するためだけの本ではありません。農を感じ、空を見上げ、土に目を向け、何か一つ動いてみたくなる。その小さな芽吹きを願って生まれた一冊です。
ようこそ、共創農園へ。
ここには、立派な答えはありません。大きな施設もありません。特別な肩書きも必要ありません。
あるのは、一粒の種と、その種を育てようとする人たちです。
私たちは、その人を「種人(たねびと)」と呼びます。
種人とは、作物だけを育てる人ではありません。人を育て、地域を育て、未来を育てる人です。
そして、その種人を地域みんなで見守り、支える人たちがいます。その輪が少しずつ広がり、また新しい種人が生まれていく。
共創農園は、農業だけの話ではありません。農という営みの中にある、命を育む知恵や、人と人を結ぶ力を、もう一度暮らしの真ん中へ取り戻そうという試みです。
この本を読み終えたとき、あなたが少しだけ空を見上げ、少しだけ土に目を向け、そして何か一つでも動いてみたくなったなら、それがこの本の役目です。
どうぞ、ゆっくりとページをめくってください。きっと、あなたの中にも、まだ芽吹いていない一粒の種が眠っています。
農を感じる。
あなたは最近、土の匂いを感じたことがありますか。
朝露に濡れた葉を見たことがありますか。夜明けの畑で、鳥の声を聞いたことがありますか。
農とは、作物を育てる仕事だけではありません。命を育む営みです。
一粒の種を土へ託し、芽吹きを待ち、水を与え、光を受け、季節を受け入れ、実りを分かち合う。自然とともに生きる時間。それが農です。
昨日より少し芽が伸びたことを喜び、雨を恵みと思い、晴れに感謝する。そんな毎日の積み重ねの中に、人が幸せに生きるための知恵があります。
便利さだけでは得られない豊かさ。効率だけでは育たないもの。数字だけでは測れない価値。そのすべてが、農にはあります。
共創農園は、農家だけのための農園ではありません。農を知らない人も、野菜を育てたことがない人も、子どもも大人も、地域のみんなが農を感じられる場所でありたい。
そして、今日という日に、一粒の種を心に植えてみてください。すべては、そこから始まります。
核は農。
「共創農園」という名前を聞くと、農業をする場所だと思われるかもしれません。それも間違いではありません。
けれど、私たちが育てたいものは野菜だけではありません。人です。地域です。未来です。
農は、命を育みます。人をつなぎます。季節を教えます。待つことを教えます。分かち合うことを教えます。
私たちは、農を産業としてだけ見ているのではありません。文化として、教育として、福祉として、地域づくりとして、そして未来づくりとして見ています。
だから、共創農園には農家だけが集まる必要はありません。土に触れたい人。子どもたちの未来を願う人。地域を元気にしたい人。誰かを応援したい人。そんな一人ひとりが、共創農園の仲間です。
核は農。
この言葉は、スローガンではありません。どんな未来へ進もうとも、決して見失わない北極星です。
育てるを育てる。
共創農園が本当に育てたいもの。それは、「育てる人」です。
誰かに教えられたことを、今度は自分が誰かへ伝える。励まされた人が、今度は誰かを励ます。支えられた人が、今度は誰かを支える。
その循環こそが、地域を育てる力になります。
一本の木だけでは森にはなりません。一本の苗だけでは畑にはなりません。一人の種人だけでは、共創農園にはなりません。
だから私たちは、育てることそのものを育てたいのです。
技術だけではありません。知識だけでもありません。笑顔も育てます。信頼も育てます。希望も育てます。
今日、一粒の種を植えた人が、一年後には誰かへ種を手渡している。そんな景色を、私たちは思い描いています。
共創農園には、先生も弟子もいません。あるのは、少しだけ先に歩く人と、その背中を見て歩き始める人。そして振り返れば、また誰かが後ろを歩いています。
ゆっくりでいい。確実に育てばいい。木が年輪を重ねるように、人も地域も時間をかけて育っていく。
私たちが目指すのは、一時的な成功ではありません。百年後にも続く「育てる文化」です。
種人
一粒の種には、未来があります。
人も同じです。誰もが、心の中に一粒の種を持っています。その種は、才能かもしれません。夢かもしれません。誰かを想う優しさかもしれません。
しかし、種は植えなければ芽吹きません。
共創農園は、人の中に眠るその種を見つけ、芽吹くお手伝いをしたいのです。
種人とは、農家のことではありません。農業経験者だけでもありません。年齢も関係ありません。地域を想う心があるなら、誰でも種人になれます。
種人とは、未来を植える人です。
育った種人は、次の種人を育てます。教えるためではありません。背中を見せるためです。「一緒にやってみよう。」その一言が、次の一粒を芽吹かせます。
第一期生は、ただの参加者ではありません。共創農園の最初の種人です。未来へ続く、最初の一粒です。
種人から種人が生まれる。
知識だけを伝えるのではありません。心を伝える。生き方を伝える。希望を伝える。私たちは、その営みを「以心伝承」と呼びます。
守る人たち
人が挑戦するとき、その人を応援する人がいます。失敗しても「大丈夫」と言ってくれる人がいます。黙って見守ってくれる人がいます。
その存在があるから、人はもう一度立ち上がることができます。
共創農園では、そんな人たちをとても大切にします。
畑で汗を流す人も主人公です。イベントを支える人も主人公です。一緒に笑う人も、遠くから応援してくれる人も主人公です。
その輪を、私たちは「共創組合」と呼びます。
共創組合とは、人を育てる営みを、みんなで支えるための共同体です。地域の人、企業、団体、学校、家族。誰もが、自分にできる形で参加できます。
支えられた人は、いつか誰かを支える人になります。支えることも、育てることです。
種を植える人がいて、水を運ぶ人がいて、草を刈る人がいて、収穫を喜ぶ人がいる。そのすべてが、農です。
農プロブレムを、ノープロブレムに。
農には、たくさんの課題があります。担い手不足。高齢化。耕作放棄地。鳥獣被害。気候変動。資材価格の高騰。地域の人口減少。
どれも、一人では解決できない問題です。だからといって、あきらめる理由にはなりません。
私たちは、問題ばかりを見つめるために集まったのではありません。未来を育てるために集まりました。
一人では難しいことも、みんななら知恵が集まります。経験が集まります。笑顔が集まります。その積み重ねが、地域を少しずつ変えていきます。
「農プロブレムを、ノープロブレムに。」は、「問題なんてない」という意味ではありません。「問題を、みんなで乗り越えていこう」という決意です。
一粒の種を植えること。誰かに声をかけること。畑へ足を運ぶこと。応援の言葉を送ること。そのどれもが、未来への一歩です。
小さくてもいい。できることから始めます。その積み重ねが、やがて地域の力になります。
飢えるを、植えるで賄う。
北極星
夜空には、たくさんの星があります。季節によって、見える星も変わります。流れ星は、一瞬だけ輝いて消えていきます。
けれど、北極星だけは違います。いつも、そこにあります。静かに。変わることなく。
北極星は、目的地ではありません。
共創農園も、そうありたいと願っています。
時代に合わせて変わります。新しい技術も取り入れます。新しい仲間も迎えます。新しい挑戦も続けます。
けれど、一つだけ変わらないものがあります。
核は農。
どれほど活動が広がっても、どれほど組織が大きくなっても、この原点だけは決して見失いません。
だから、共創農園は北極星を見上げます。進む方向を決めるためではありません。自分たちが何者であるかを思い出すためです。
理念は、人を縛るものではありません。人を導くものです。命令ではありません。約束です。
共創農園機構は、その約束を北極星という一つのシンボルに託しました。星を描いたのではありません。揺るがない理念を描いたのです。
もし迷ったときは、空を見上げてください。もし立ち止まったときは、土に触れてください。そして思い出してください。
核は農。
農を感じて動く。
この本を閉じたとき、あなたの心にどんな種が残っているでしょうか。
まだ芽吹いていないかもしれません。けれど、それでいいのです。
種は、急いで芽を出すものではありません。季節を待ち、雨を受け、光を浴び、やがて静かに芽吹きます。人も同じです。
共創農園は、誰かを変える場所ではありません。誰もが、自分らしく芽吹いていく場所です。
その一粒は、やがて誰かを育てる種になります。その誰かが、また新しい誰かを育てます。
種人から種人が生まれる。育てるを育てる。その営みは、世代を超え、地域を超え、未来へと続いていきます。
どうか、ときどき空を見上げてください。そこには、いつも変わらず北極星があります。そして、あなたの足元には、育てることのできる土があります。
それが、共創農園です。
私たちは、
農を核として、
人を育て、
地域を育みます。
育った人が、
次の人を育てる。
その営みを、
未来へ受け継いでいきます。
理念という北極星を見失わず、
農を感じて動く。
その一歩一歩を、
共創農園は、
何よりも大切にします。
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『見上げる共創農園』
農を感じて動く。
初版発行:2026年
発行:共創農園機構
URL:https://kyousounouen.org